BUSINESS DETAIL
アスベスト事前調査と除去
1970年代〜1990年代に建てられた建物の多くにアスベスト含有材料が使用されています。解体前の事前調査は法律で義務付けられており、検出された場合は専門業者による除去が必要です。
アスベスト事前調査と除去について
アスベストは吹付断熱材、保温材、パテ、スレート瓦、床タイルなど建材全般に含まれる可能性があります。肉眼では判別困難なため、分析機関での化学分析が必要です。建築確認申請書や改修工事の記録から施工時期を推定し、該当箇所をサンプリング採取して調査します。
含有アスベストが確認された場合、除去工事は環境大臣等が定める基準に基づき、隔離した区画での作業となります。集塵・排気設備を備えた密閉作業空間を造成し、作業者は防護服・呼吸用保護具を着用して除去作業を行い、廃棄物は特別管理産業廃棄物として処理業者に引き渡されます。
事前調査と除去は手続きの煩雑さから、建物所有者が後回しにしがちな項目ですが、解体許可申請時に調査報告書の提出が必須であり、未対応のまま工事を進めることはできません。
標準的な工事の流れ
- 建築図面・改修履歴・竣工時期の確認
- 現地調査と疑わしい箇所の特定
- サンプル採取と分析機関への提出
- 分析結果に基づく除去範囲の決定
- 密閉作業空間の造成と作業員の準備
- アスベスト含有部材の段階的な除去
- 特別管理産業廃棄物として最終処分業者へ引き渡し
対応規模・工期の目安
調査期間は1〜2週間、除去工事は含有面積や箇所数に応じて1〜4週間程度かかります。費用は解体工事費とは別途計上されることが多いです。
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