BUSINESS DETAIL
アスベスト事前調査・対応
1990年代までに建設された建物に含まれる可能性があるアスベスト(石綿)を事前調査し、含有が判定された場合の安全な撤去・処理を行う工事。法的義務であり、解体工事前の必須プロセスです。
アスベスト事前調査・対応について
アスベスト(石綿)は、かつて断熱性・耐火性に優れた材料として広く使用されていましたが、吸入すると肺疾患を引き起こすため、現在は使用が禁止されています。1990年代までの建物では、屋根材(スレート瓦)、外壁材(サイディング・吹き付け)、床タイル、配管保温材、天井裏など、様々な部位に含有されている可能性があります。
法令により、2023年以降、解体工事着手前に建物全体のアスベスト有無を調査することが義務付けられています。含有が判定された場合、解体工事とは別に、専門の事業者による安全な撤去と無害化処理(破砕防止、飛散防止、専用容器での運搬)が必要です。撤去後の廃棄物は、マニフェスト(管理票)により最終処分場まで追跡管理されます。
アスベスト対応には専門知識と許可資格が必要なため、早期の診断と専門家との連携が重要です。工期と費用に大きく影響するため、解体計画の初期段階での調査実施が推奨されます。
標準的な工事の流れ
- 建物図面・竣工時期の確認
- 目視調査・サンプル採取
- 分析機関への提出・検査
- 含有判定結果の報告
- 含有部位の特定・除去計画策定(必要に応じて)
- 専門事業者による安全撤去
- 処分場への適正搬入・マニフェスト管理
対応規模・工期の目安
事前調査は1週間〜2週間程度で完了。含有部位がある場合、別途除去工事として2週間〜1ヶ月が必要となり、全体工程に影響するため早期実施が重要です。