BUSINESS DETAIL
アスベスト事前調査・除去
建物に含まれるアスベスト(石綿)を事前に調査・分析し、必要に応じて適正に除去・処理する工事です。健康リスク管理の観点から法的義務化された工種です。
アスベスト事前調査・除去について
2000年以前に建設された建物には、断熱材・保温材・吹き付け材などにアスベストが使用されている可能性があります。解体工事前の事前調査により、アスベスト含有の有無と部位を確認することが義務付けられています。サンプル採取後、分析機関で定量分析を行い、含有の有無を判定します。
アスベストが確認された場合、除去工事は特別な管理下で実施されます。作業者は防塵マスク・防護衣を着用し、対象部材を湿潤化した上で慎重に撤去します。発生したアスベスト廃棄物は、専用の容器に密閉し、認定処理業者へ引き渡すことが法令で定められています。工事報告書や廃棄物マニフェストの完全な記録保管も重要です。
調査費用は一定規模以上の解体工事では法的に建築主負担となるため、事前段階での費用見積もりが重要です。
標準的な工事の流れ
- アスベスト含有の可能性がある部材の特定
- サンプリング・現場採取
- 外部分析機関での定量分析
- 含有判定・報告書作成
- 含有確認時:工事計画書の作成・届け出
- 隔離区域設置・養生
- 専門技術者による慎重な撤去
- 専用容器での密閉・処理業者への引き渡し
対応規模・工期の目安
調査範囲は建物全体が対象となり、調査期間は1〜2週間程度です。アスベスト含有が判明した場合の除去工期は、対象部材の量と立地条件により変動しますが、通常1〜4週間程度となります。